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2005.04.10

トラックバックの誤解を避けるには

リンクポピュラリティーとトラックバック
コメントへの返事

 の続きの記事です。


 リンクポピュラリティーとトラックバックという記事で云いたかったのは、ecotakaさんはリンクポピュラリティーというものをご存じないようだったので、そういうことを知っている人からすれば、「本人にスパムのつもりがなくても、リンクなし大量トラックバックというものはスパムと受け取られる可能性がありますよ」ということでした。そして、「だから注意した方がいいですよ」というのを言外に含んでいたつもりです。

 そういうことは昔から議論されていることで、ecotakaさんの記事で引用されているトラックバックの有効な使い方を考える(絵文録ことのは)という記事で、すでに松永さんも書いています。

 しかし、【2】のパターンのトラックバック、つまりリンクしないでトラックバックする行為が、【A】【B】といった「知名度アップ用のトラックバック」と誤解されかねない、という問題が出てきます。つまり、自分からはリンクしていないのに、相手のブログ記事には自分の記事へのリンクを張っている場合、「ページランク泥棒」とか「目立ちたがり」と思われる可能性がなきにしもあらず、ということ。もちろん、それは内容の関連度にもよりますし、お返しトラックバックをしてもいいわけですが。
 ですから、本来的にはリンクなしトラックバックも想定された使い方なんですが、誤解されることもあることを念頭に置いた方がいいと思います。
 なお、【2】のパターンの場合は、コメントの中でリンクを紹介するような形にすると、いらぬ誤解を避けられるように思います。
 (太字は筆者による)

 関連する内容の記事ならば、自分の記事中でリンクして紹介してもいいわけで、トラックバックの際にそうしたことをやらないのはどうしてかと不思議になります。

 ecotakaさんはコメント欄で次のように云っています。

ところで、この場でお聞きしたいことは、『トラックバックをする時される時に、損得勘定を考えないといけないのか』ということです。私はランキングとかリンクポピュラリティーとかほとんど興味がない(なかった)ので、純粋にいろいろな人に問いかけていろいろな意見を聞いてみたいという気持ちで関連ブログエントリーにトラックバックしていました。

 この場で云いたいのは、トラックバックを受ける側も、純粋にいろいろな人に記事を読んでもらいたいということです。損得勘定ではなく、ランキングとかリンクポピュラリティーとか関係なしに。

 それに読み手の立場に立ったときも、書き手が関連する内容のブログにトラックバックしているのなら、トラックバック先の記事も読みたいと思います。しかし、リンクがなければどこにトラックバックしたのかわからなく、記事を読めないわけです。

 そうした点からも、リンクなしトラックバックは自己本位的に感じられます。

 もちろん、リンクなしトラックバックで問題ない場合もあります。それは明示的であれ、暗黙的にであれ、トラックバックを送る側と受ける側でリンクなしトラックバックについて共通の合意がある(もしくはできる)場合です。

 松永さんの記事でも紹介されていましたが、Friday fiveの例などが挙げられます。もっともこのサイトは長い中断期間があったので、今参加している日本のブログはあまり見かけませんが。昔はこれに参加しているブログがけっこうあって、そうしたブログ同士でトラックバックしあうのが暗黙的な了解になっていました。このような一種の“祭り”的状況で、自分からトラックバックするのでそちらからもトラックバックしてくれということが暗黙の了解として成り立つなら、そういうトラックバックもお互い楽しいと思います。

 それからコメント欄NEKOさんが紹介してくださいましたが、ツールの作者さんがツールのバージョンアップについて、ユーザーにトラックバックして一斉に連絡してくれたというのも、トラックバックのおもしろい使い方だと思います。ツール作者にすれば、ユーザーの記事にリンクをする必要性はないし、ユーザーの側としてもバージョンアップを知らせてもらえてありがたいわけで、こういう場合リンクのあるなしで問題になることはないでしょう。

 あと、リンクのあるなし関わらずどんどんトラックバックしてくださいと明示的に宣言しているブログもあります。はっきりそう公言しているのだから、リンクをしないでトラックバックしても全然問題ありませんが、一つの礼儀として相手記事にリンクした方がよいのではと個人的には思います。

 最後に、VANILLACHIPSのトラックバックポリシーについて書きます。トラックバックURLの真下にはっきり書いていますが、「こちらの記事の内容を踏まえていない、記事の関連性が薄い、あるいは宣伝目的と思われるトラックバックは削除することもあります」ということです。

 VANILLACHIPSが受けるリンクなしトラックバックはたいていスパムなんですが、やはり、宣伝目的ではないけれどリンクなしでトラックバックをしてくる方も稀にいます。要するに、ecotakaさんのように純粋に他の人に自分の記事を読んでもらいたいという人ですね。そこで自分は、記事の内容やどれだけ他のブログにトラックバックを飛ばしているか、あるいはアフィリエイトやランキングサイトへの参加具合といった点を確認して、スパムかそうでないかを判断しています。リンクのあるなしは考慮に入れますが、それを絶対的な判断基準にはしていません。

 いくら内容がよい記事でも、他のブログへのリンクがないにも関わらず「TBありがとうございました!」的コメントが二桁くらい並んでいるものは、自分の場合スパムの可能性を疑います。

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Comments (11)

SEOコンテストのときにもいろいろ議論があったりして、そのときにうちもポリシーも作ったりしましたが、なかなか守ってもらえないのが現状ですね。僕もfudaさんとはほぼ同様のポリシーで運用している(と思っている)のですが、肥大化していくブラックリストを眺めるたびにある種の"せつなさ"みたいなものを感じているのも事実です。

リンクポピュラリティのような技術的な話ももちろんあると思いますが、誰でも自分のサイトのトラフィック(来訪者数)を増やしたいと思っている中で、相手のサイトから「自己中心的にトラフィック誘引行為」にあたるようなことを行っていれば不快に思うというのは自然なことではないのですかね。

# トラフィックを金銭に変換する仕組みはいくらでもありますしね。。。。

>「自己中心的にトラフィック誘引行為」

そこらへんの認識の薄いまま、自分の記事は読んでください!とばかりにあちこちトラックバックされるのもねー。

上でも書きましたけど、トラックバックを受ける側だって記事は読んでもらいたいのですから。

今回、トラックバック関連のブログ記事をけっこう読みましたが、「トラックバックをもらった=記事を読んで反応してもらった」と思い込んでるものをちらほら見かけました。よくよくトラックバック元を見ると、記事を読んでいるのかもあやしい、明らかにアクセス稼ぎ狙いのスパムなのですが。

こういう勘違いを減らしていきたいですね。

そうですね。カン違いはなくしていきたいですね。
# 「トラックバックありがとうございます」撲滅運動でもやりますか(笑

まぁ、それはそれとして、僕のコレまでの経験だとblogへの反応記事は意外と自分への批判記事のようなものが多いのも確か(というか、相手の記事をきっちり読んで、自分の考え方とかスタンスの違いを説明していくと自然とそうなりやすいですよね。コメントと違って、自分のサイトだと批判も書きやすいですし。)なので、そういうディープなやり取りを不快に感じる人も少なからずいると思います。

そういうのよりは、ライトな感じで「読みました。おもしろかったです。」っていうような反応を求めている層も多いのかなと思います。そういう人たちには、逆に内容にあまり触れていないようなSPAMまがいのトラックバックでもうれしいのかもしれません。

最近、ウェブ拍手みたいなものを使っている人が妙に多かったりするので、ちょっと深読みしてみたんですが、やっぱり「なにもしらないだけ」なのかもしれませんし、真相はわかりませんね。

私のところにくるTBの半分ぐらいは書評に対してです。
まれに「この人の感想のここが面白かった」といってリンクを貼った上でTBくれる人もいるんですが、たいていはTBのみ。
で、当然書評にはAmazonなどのアフィリエイトリンクがついてるわけですよ。
そうすると、やっぱりSPAMくささを感じてしまうわけです。
(他のエントリに比べて、書評は議論が広がるってことが少ないですからね…)
ま、うちにTBしてもTB元のリンクポピュラリティはあがりませんけど。:P

>hsurさん

>ライトな感じで「読みました。おもしろかったです。」っていうような反応を求めている層も多いのかなと思います。

いわゆる「うなずき系」でしょうか。これまでは嫌われるトラックバックのタイプとして紹介されていたと思うのですが、最近ではそういうものを好む人もやっぱりいるのかも。
http://artifact-jp.com/mt/archives/200405/tbevaluation.html

>スオミさん
アフィリエイトが透けて見えると引いてしまいますよね。純粋に記事を読んでもらいたいだけだと本人が思っていたとしても、確かめようはないですし。

アフィリエイトやアクセス稼ぎ目的ではなく、単に自分の記事を紹介したいだけにしても、そうした誤解を避ける努力はトラックバックを送る側に求められていると思います。

fudaさんのコメントに私が書き込むのも恐る恐るなのですが、コメント頂いた点はこちらにも回答します。

正確な数は覚えていません。エントリーは全部読みながらTBしたので、大枠としては内容を覚えていますが、誰が何を言ったかについて全部空でいうように言われれば無理です。おそらく150程度のエントリーにTBしたと思います

私はあのエントリーを書いた時に、いろいろなブログを見ながら、「どうして万博へのお弁当持ち込みを単純にみなさんは賛成できるんだろうか?」と疑問を感じて、次々にTBしました。また、単純に賛成論でないものは文中でリンクを貼ってTBしました。その数は少ないですが、それだけ単純論賛成論ばかりの論調でした。今ではあのエントリーへのとTBはやりすぎだったと反省しています。だからといって、TB自体をやめたくないので、TBポリシーを表明することにしたわけです。そうは言っても、あの後のエントリーでTBしたときにはかなり恐々で、コメントを添えたものも多くなりました。

少なくとも、私はfudaさんに悪い感情は一切抱いていないことはご理解頂けたらと思います。また、私の冗長なコメントがお気に障るようでしたら、削除頂いて結構です。

150ですか! ひょえーって感じ。ある意味すごいと思います。スパマーでもそこまでやらないかも(笑

云いたいことはだいたい本文に書いた通りです。

別にスパムのつもりじゃなく意見の表明だったとしても150っていう数字は明らかにやり過ぎだし、自己本位的で不誠実だと思います。

150人全員が新たに反応を返すわけじゃないだろうけれど、何人かがほぼ同時に反論記事を起こしてトラックバックを返してきたら、どれだけ対応できますか? 中には僕みたいにしつこく問いつめてくる人もいるかもしれないし(笑) そういうことを最初から想定していましたか?

まー、ecotakaさんもこれ以上の議論は望んでいないようなので、ここらへんで終わりにしますか。

僕は別にecotakaさんに悪い感情は持ってませんし、ecotakaさんが僕に悪い感情を持ってないことも知ってます。

前の前の記事のコメントでも書きましたが、ネット上で「リンクする」ということは「紹介する」に近いことだと思います。そういうことを気に留めておけば、自己本位的と受け取られることもないと思います。本当にいい意見を書いていれば、自分からあちこちトラックバックしなくても、誰かが自発的に紹介してくれるはずなのですから。

fudaさんへ:
こんばんは。メールでも良かったんですが、せっかくですので(?)コメントを使ってお伺いしたことがあります。

トラックバックをした参照元記事から、逆にトラックバックを受けることがあるのですが(注:記事中にリンク機能も使って、ブログの記事タイトルやブログタイトルも表記済み)、これは何か…「TBしたこと確認しましたよ〜」的なお返事というか、挨拶みたいなルール(?)が存在しているのでしょうか?(この表現で分かりますかね…?)

A記事を参照し、A記事にTBをしてB記事を作成した場合、A記事からB記事に対して特にA記事の変更点もなく、TBをされることが続いているのですが…。

別に文句があるわけじゃないんです。もともとTBした立場なので…。ただ、理想(?)というか、勝手に私が思っていたTBの使い方だと、A記事をA´記事にしてTBしたり、別のC記事を作成されて(B記事に紹介されたんだけどさ的な)TBするイメージがあったので、これは相手は何を伝えたいんだろう…とふと考えてしまって。

何か見解(?)があれば、教えていただければと思います♪(お時間があるときにで良いので)

いわゆるお返しトラックバックというやつのことですか?

B記事の本文でA記事にリンクしていたら、A記事からB記事へのトラックバックは本来不要なわけですが、そういうことをやりたがる人も少なからずいるようです。

自分としては、あまりよい習慣ではないと思っています。

ご返答ありがとうございます。
そうですか、特に何か「こちらに伝えたいことがある」という感じではないのですね。
不明点が解消されて、スッキリしました♪

そういうことやる人って、トラックバックをいただきものと思っているんじゃないでしょうか。それで、いただいたからにはお返ししなければならないと考えているんでしょうね。

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