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2004.09.05

埼玉県小川町の生ごみ資源化&神泉村の究極の豆腐

 先日、埼玉県の神泉村と小川町に行ってきました。関東農政局主催の、埼玉県における「食育実践現地検討会」という現地見学会があり、それに参加しました。

 正直云うと食育というものにはそれほど関心はなく、小川町のバイオガスプラントの見学があるということで、それ目当てで行ってきました(でも神泉村もよかったよ。それは後述)。

 小川町にはNPOふうどというNPOがあって、行政や地域住民、地域の農家の協力のもと生ごみ資源化プログラムを進めています。プログラムへの協力世帯(一般家庭)から出た生ごみを、NPOふうどのバイオガス施設で液肥とメタンガスにし、液肥は地域の生産農家で使用します。協力世帯にはFoodoという地域通貨を発行し、このFoodoは地域の農家が作る農産物と交換ができます。

 こうしたシステムによって、地域の中で資源が循環していくわけです。文章だとわかりづらいでしょうから、ふうどのサイトにある生ゴミ資源化の図を参照してください。

 この小川町での取り組みで一番すごいと思ったのは、地域の住民が主体となってやっているところ。バイオマスでのまちおこしを進めている地域は最近あちこちにあるけれど、比較的行政主導のところが多いように思います。バイオマスのプラントも何億という代物だったりするし、そういうレベルのものだと住民だけでは設置は無理です。

 それに比べると小川町のバイオガスプラントはまったくの手づくりだそうで、百数十万円ほどでつくったとのこと。資源循環のシステム作りも、行政の協力もあったものの、ふうどの方が呼びかけて協力世帯を募ったようですし、住民のパワーを感じます。小川町には他にもいろいろおもしろいことがありそうなので、しばらく動きを追っかけてみたいと思っています。

IMG_0380.JPG

これがバイオガスプラント


 また、神泉村というところにも行ってきたのですが、ここでは豆腐や味噌・醤油の工場を見学してきました。ヤマキ醸造という会社が、契約農家から農薬や化学肥料、除草剤を一切使わない原料を仕入れ、伝統的な製法で食品作りをしています。それから、神泉村は良質な湧き水の出るところで、製品にはすべてその水を使っているそうです。

 売店に試食品があったので、豆腐をいくつか食べました。これがね、大豆の味がそのままして、すごくおいしいんですよ。これが本当の豆腐の味なんだなーって。素朴でありながらすごく上品な味でした。

 今回のツアーは、美味しんぼの山岡さんが究極の食材を探して田舎の方まで出かけていくような、そんな感じでなかなか楽しかったです。小川町ではバイオガスプラントだけでなく、有機農業で有名な金子さんという方の畑を見学したり、お話を聞けたりしたし。充実した一日でした。

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